勉強しましょう!住まいの販売形態は大きく (1)分譲物件 と (2)仲介物件 に分かれます。
(1)分譲物件
売り主である不動産会社から直接購入する物件です。
(売り主から販売代理を受託した不動産会社を窓口に購入することもあります。)販売個数の多いものは分譲物件となります。
(2)仲介物件
売り主から仲介の依頼を受けた不動産会社を通して購入する物件です。
一般的に販売戸数の少ない新築一戸建てや中古物件は仲介物件となります。
仲介物件の場合は、不動産会社への仲介手数料が発生します。
住宅ローンをいくら借りるかは、住まいを買う場合に大いに悩むところです。
借入額を多くすれば、住宅購入の予算も増やすことができますが、購入後の返済負担が大きくなってしまいます。
収入と支出のバランスを踏まえた無理のない借り入れを考えましょう。
購入の申し込みからの交渉の流れは?
新築分譲物件と中古物件では、購入の申し込みをした後の交渉の流れが違います。それぞれの場合で確認していきましょう。
新築分譲物件の場合
一般的に、新築分譲物件の購入の申し込みは、現地の販売事務所で行われます。購入の申し込みに当たっては、「申込証拠金」(5万~10万円程度)といわれるお金を支払うことも多いようです。
申込証拠金は、購入意向が確かであること(「ひやかし」ではないこと)を示すことなどを目的に支払われるもので、契約が成立したときには、手付金や物件の購入代金に充当されます。
なお、契約に至らなかった場合には、申込証拠金は返還されますが、申込証拠金の法的な性質は必ずしも明確ではないため、その返還をめぐるトラブルも多いようです。
したがって、申込証拠金の支払いを求められた場合は、その後の取り扱いをしっかりと確認するととともに、必ず金銭の授受の目的(申込証拠金として授受されたこと)と金額、支払日などが記載された預り証等を受け取るようにしましょう。
申込証拠金を支払って購入申し込みを行った上で、物件情報と契約条件をより詳細に確認するなど、購入までの具体的な手続きを進めることとなります。
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