お部屋の住宅用火災警報器の交換は10年を目安に!

火災警報器が正常かどうかテストするには、警報器本体のひもを引っ張るか、ボタンを押すと点検できます。

正常ならば「火事です」「ピーピー」などと鳴り、もう一度同じ動作をすれば音は止みます。鳴らない場合は電池切れか故障で、設置した年月を確認し、10年を経過していたら交換を考えましょう。設置年月が記載されていない場合は、製造年を参考にします。

また火災警報器は、ほこりがつくと感知しにくくなります。目立つ汚れがある場合は乾いた布や、石鹸水で浸した布を、しっかり絞ってふき取ってください。

※アルコールシートや水で直接洗ったりすると、故障の原因になるので要注意です。

警報器が義務付けられているのは「寝室」と寝室がある階の「階段上部」です。

消防庁によると、住宅火災の一番の原因はたばこで、死因は一酸化炭素中毒や火傷。

タバコの火は炎が上がらず、一酸化炭素を中心とした「有毒ガス」を発生する火災を起こしやすい。無味無臭なので気づいた時には一酸化炭素中毒による意識障害で動けなくなり、逃げ遅れます。